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治療症例集

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前歯がガタガタ(叢生(そうせい))

前歯がガタガタの患者様は歯の大きさと顎の大きさに不調和が生じて、歯が適切な位置に出ることができない状態がほとんどです。
顎の骨が発育段階であれば顎を側方へ広げて大きくすることができますが、限界があります。そのようなときは歯を抜いて治療することになります。
その限界とは歯を抜かいない治療をすると口元が出てしまい顔貌すなわち横顔が悪くなることを意味します。
また長期的にも歯を抜いたほうが良いこともあります。しっかり説明を受け理解した後に治療開始となります。
今回は歯の並びをきれいにし、治療後に口元が前に出るのを避けたいとのことでしたので歯を抜いて治療することになりました。

診断名:叢生(そうせい)
治療開始年齢:15歳8か月
使用した装置名:マルチブラケット装置(ラビアル:歯の表からの矯正)
抜歯:上下両側第一小臼歯
治療期間:2年2ヵ月
費用の目安:70万
リスクおよび副作用:
治療開始後、数か月間はガタガタが大きいと矯正用ワイヤーが飛び出たり、ブラケットが取れやすいことがあります。半年経過するとその様なことははなくなります。
また歯を抜いて矯正治療するとまれに歯の根の吸収が起きることがありますが、生活には支障はありません。大人ではブラックトライアングル(歯の間が大きく見える)が発現することがあります。