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治療症例集

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前歯でかめない(開咬)

前歯で噛めない原因として普段の舌の位置や出す癖、モノを飲み込む際の唇の緊張や舌の前方への押し込みなどがあります。小児から症状がでることが多く、成人以降でも症状が出ることがあります。まずは原因の除去のためMFT:筋機能訓練を徹底的に行います。矯正装置を装着しながらMFTをおこないます。担当歯科医師、衛生士と一緒におこないます。治療終了後もMFTを行うことで歯列の安定を目指します。患者様の口腔、顎機能の癖は多岐にわたりそれぞれにあったMFTや矯正のメカニクスが必要となります。

診断名:開咬
治療開始年齢:17歳10ヵ月
使用した装置名:マルチブラケット装置(ラビアル歯の表からの矯正)
抜歯:上下第一小臼歯
治療期間:1年9ヵ月
費用の目安:75万
リスクおよび副作用:
開咬の方は顎関節に異常があることがあります。治療途中に顎に痛みや雑音を認めることもありますが、多くが問題はありません。また開咬の治療後は安定が困難であり、リテーナーの使用の徹底とMFTもしっかりやってもらう必要があり、治療回数が若干増えます。